「1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本」を買いました

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「1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本」を購入

Googleアナリティクス4を学ぶため、まずは初歩的な本の「1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本」を買いました。

1週間で学べるとは言いつつ、472ページもある大作です。そして恥ずかしながら購入してからすでに1週間近く経っています。

「本書の特徴」を読むと、Googleアナリティクスを触ったことがない人はまず「いちばんやさしいGoogleアナリティクスの教本」を読んでねって書かれています。スタートから少し不安です。

たぶん私の場合は1週間で完了しないでしょう。それでも頑張って走り切りたいと思います。

GA4の歴史や概要を学ぶ

Googleアナリティクスも段階的にアップデートされて、今のGA4になったようです。今までのはユニバーサルアナリティクスで、現在のがGoogleアナリティクス4です。しかもユニバーサルアナリティクスのうちでも3段階に分けてアップデートされた歴史があったと知りました。

第1世代

2005年にGoogleが解析ツール「Urchin(アーチン)」を買収して開発したものが第1世代。主な指標はセッション数やユーザー数など、ユーザー行動に着目したものでした。

第2世代

2007年からが第2世代で、その特徴はページの移動を伴わないアクション(イベント)の計測ができるようになったことです。またeコマーストラッキングの導入でeコマースの収益やコンバージョン率の分析に可能になりました。

第3世代

2012年に発表された第3世代。特徴はクロスドメインができるようになったことです。つまりドメインが違うサイトを行き来しても、同一ユーザーであれば判別できるようになりました。またそれまでは別々に計測していたウェブとアプリを統合した分析ができるようにもなりました。この世代をユニバーサルアナリティクスといいます。

第4世代(GA4)

GA4への進化の背景にはプライバシー尊重とCookieのないウェブ世界への対応があったようです。プライバシーについて、特にGDPR(EU一般データ保護規則)などではCookieが個人情報として扱われていることが大きいのかもしれません。

ユニバーサルアナリティクスとの違いは、まず「見た目」だそうですが、今まで使っていなかった私には関係なさそうです。

次に「計測ポリシー」が違うらしく、第3世代の計測単位は「ページ」で計測方法は「セッション」でした。それがGA4では計測単位が「イベント」、計測方法が「ユーザー」になりました。その結果、同じウェブサイトをじっくり見て別のウェブサイトへ移動した人と、ちょっと見てすぐに別サイトに移動した人が同じ「直帰」としてカウントされていたものが、これからは「最後までページを読んだ(スクロールした)」といったユーザーの操作や行動(イベント)で計測することで、その違いを把握することができるようになりました。

また前提条件があるものの機械学習による予測分析ができ、チャットのように質問すればすぐにほしい数値を表示してくれる「アナリティクスインテリジェンス」が搭載されました。

そして今まで有料だった「GoogleBigQuery」が無料で連携できるようです。読んでもよくわかりませんでしたが、なにやら他部署とのデータ連携などができて便利なようです。

表示された数値の意味づけと課題解決の引き出しの数が重要っぽい

GA4では複数モバイルを横断して使う時代に適した機能を備え、分析に活用する数値はすぐにでも表示できるようです。だから分析する人によって、その数値に対する意味づけに個性があらわれ結果が大きく変わるのでしょう。そして結果の成功率を高めるためには課題解決の引き出しをいくつもっているかが勝負の分かれ目のような気がします。

私の場合は、まずは使い方から学習する必要があるのでひとつひとつ具体的に身につけていきたいと思います。