保護者をつなぐコミュニティ「Parent connection」をfacebookグループでスモールスタートしてみた話

2025年3月にふと、コミュニティはじめようと思い立ちました。

というのも今までの記事「子どもがいじめに遭ったらどうなるのかという話」や「卒園式の席順が加害児童の隣りだったので欠席することにした話」にあるように娘がいじめに遭って困りごとがいろいろ発生しました。

保育園や行政に相談しても話を聞いて何らかの対応はしてくれますが、解決しようとか予防策を講じようとかにはなりませんでした。これではいじめなどの問題は減りません。

ただ保育園や行政のような組織に対して、個人や1家族では無力だなと感じました。また子育て環境を変えていくには、保護者である自分たちが主導権を握る必要性を感じました。

でも娘たちの世話をしていて感じるのは、保護者同士のつながりが希薄だということ。保護者同士のコミュニケーションの機会なんてほとんどありません。つながりがあるのは一部の人だけのように見えます。

保育園や行政をもっと動かすためには、保護者が今より強い影響力を身につけることが必要だと考えたのです。実現するには、保護者の団結です。

組織に対して個人や1家族で対峙してはいけません。保護者が団結すれば組織も無視できないでしょう。だから団結する場として保護者がオンラインでつながるコミュニティがいいんじゃないかと考えました。

最初はクラウドファンディングでアプリ開発できたらないいなと思いました。でもアプリだと開発にお金も時間もかかります。無理にアプリである必要はないんです。

次にコミュニティづくりに適したサービスを利用しようと思いました。でもうまくつくったところで、どうやってメンバーを集めようか悩みました。AIに聞いたら広告が現実的な手段でした。とはいえ広告を出すほどのお金がありません。

そこですでに集客されている場にコミュニティをつくろうと思いました。またAIに相談しました。いくつかピックアップしてくれた中でfacebookグループかDiscordがいいと返事をくれました。

まずDiscordです。MidjourneyをやっているのでDiscordはしっていました。でもこれは使い勝手に慣れてないと、とっつきにくいツールだと思います。ほかの人も同じように感じるとしたらコミュニティに入るハードルが上がるなと思いました。

そこでfacebookグループでオンラインコミュニティをつくりました。名称は「Parent connection」です。保護者がつながる場ができました。

コミュニティを通じて保護者がつながることで、保育や教育、行政に対して保護者が主導権を持って臨める一助になればと考えています。気になったら気軽にメンバーになれるように会費は0円です。マネタイズはおいおいでいいかなと思っています。

というのもコミュニティの目的が、保護者の団結だからです。なので入会のハードルはできるだけ低くしたいと考えています。

オンラインにしたのも理由があります。

ひとつはどこに住んでいる人でも、スマートフォンがあれば参加できるからです。これなら一定の地域に限らず、より大きな団結が期待できます。

もうひとつは時間の制約がないからです。仕事で誰しも忙しい時代にいつでも使えるコミュニティは便利だと思います。たとえば小学生にはPTAがありますが、参加する保護者からすると時間や場所の制約があります。正直めんどくさいと思っている人もいるのではないでしょうか。

オンラインコミュニティは今の時代背景を考えると、参加するハードルを下げる手段なのかなと。

マネタイズのような先々の展望は、保護者による共創によって実現できたらいいなと思います。たとえば子育て情報の格差をなくすためのメディアや子育てグッズの開発、利便性を高めたアプリケーションが生まれるかもしれません。保護者が団結するということは、さまざまな仕事をしている大人が集まるので何かをつくり出すことや新しいビジネスをはじめることもきっと可能でしょう。

でもこれは展望であって、まずは保護者が団結することが大切だと考えています。オンラインで団結することで、次のような項目が実現できるのではないかと期待しています。