midjourneyを利用してストックフォトをやっています。主にAdobe Stockに投稿しています。shutter stockもアカウントを持っていますが、AI画像の投稿はできません。
ただ最近、Getty imagesと合併だか合同会社の設立だかをおこないました。その影響でmidjourneyで生成した画像も投稿できるようになるといいなと思います。
さてこの画像を生成するAIですが、「画像生成AIのMidjourneyはディレクターやってた者からすると面白い」にも書いたようにプロンプトに忠実です。そしてプロンプトは文字数か単語数に対して推奨されている数があります。また文字数に制限もあるようです。
そうするとプロンプトに使う言葉は厳選していきたいところです。つまり語彙力の高さが試されます。特にカメラや撮影の用語を知っていると、画像の仕上がりが違うように感じます。
私は用語をあまり知りませんが、これはいいなと思いました。
例えばプロンプトにカメラのメーカーや品番を加えることができます。まだ検証できていませんが、プロンプトにCanonを入れるかNikonを入れるかで色味などが変わるのではないかと思います。
またCanonはモデル撮影に、Nikonは風景撮影に向いていると聞いたことがあります。つまり生成したい画像が人物か風景かによって、入力するカメラメーカーを変えるといいのではないかと思っています。
そしてこうした使い分けを生成AIではなく、実際のカメラでやろうと思うと一体いくらお金がかかるのかわかりません。さらに生成AIでは、レンズまで指定できることを考えるとAIの月額費用なんて安いものでしょう。
用語を知らないなら検索してもいいし、Chat GPTに洗い出してもらってもいいし、カメラ屋に行ってカタログをひととおり持って帰ってきてもいいと思います。語彙力のなさはいくらでも補えるでしょう。しかしカメラやレンズの実機を買う場合、金額が高すぎて入手困難です。
こうした側面を見るとAIが登場していい時代だなと思います。AI時代にサービスを使うなら語彙力が勝負かもしれません。「AIが進化するほど頭の中のイメージを言語化する国語や語彙力が重要になるのではないかと思う話」のタイトルにもありますが、頭の中のイメージを言語化することが求められます。語彙力を高めてより具体的なプロンプトで狙った画像を生成したいものです。
語彙力が身につけばカメラとレンズだけではなく、照明や小道具などもプロンプトにできます。生成AIがプロンプトに忠実なので、人間がやることは指示するための国語力や語彙力を身につけることです。それにより精度の高いプロンプトをつくることができるはずだと今は思っています。