印刷物で制作側のひとが一番多いのはカタログだと思います。
About Meでも書いているとおり、私はいろいろな制作物に関わってきましたが、その中でもカタログは関わるひとが多いと感じます。ザっと書き出すと、
- 営業(もしくはプロデューサー)
- ディレクター
- アートディレクター
- 進行管理
- グラフィックデザイナー
- イラストレーター
- カメラマン
- レタッチャー
- 校正者
- 製版
- 印刷
という感じです。各役割にひとりではなく複数人いる場合もあります。また私が知らないだけでほかにも役割があるかもしれません。これにお客側を含めるとさらに多くなります。
話はそれますが、インボイス制度の影響で倒産する中小企業が増えているそうです。多くの制作会社は中小企業に含まれます。また自営業を廃業して、会社員になる人も少ないそうです。私はインボイスに反対ですが、その話はここではしません。
何が言いたいかというと、制作を依頼する先が減ってきているということです。
特にカタログのように人手のかかる制作ができるところは、以前にも増して少なくなっています。うまく内製化できればいいのですが、そうすると今度はちょうどよく人材が集まるかどうか疑問です。
倒産した場合はわかりませんが、廃業したしたひとは前と同じ職をやらずに普通の事務職で悠々と会社員をやりたいと思うひともいるようです。
インボイスは今は時限措置ということで仕入れの80%を控除できますが、2026年には50%、2029年からは控除負不可と段階的に苦しくなっていきます。倒産や廃業が減る要素が見当たりません。
察しのいいひとはこれが営業記事かとおわかりでしょう。
その通りで、今のうちに制作を依頼する先を確保しておいた方がいいだろうと思います。私が販促物やマーケティングの担当者ならひとつでも多くの依頼先を確保しておきます。なぜならいつどの中小企業が、またはいつどの自営業が倒産や廃業するかわからないからです。
私の周りではまだ運よく倒産や廃業という話を聞きません。もし依頼先の制作会社や自営業者に困ったり依頼先が危うかったりする場合はContactからお問い合わせください。
今までカタログをはじめさまざまな印刷物や、LPはじめスペシャルサイトなどのウェブ制作、店頭やウェブ上で流す動画制作などいろいろな制作をやってきました。先々を考えて興味が沸いたときにでもお問い合わせください。ただフットワークは軽い方いいと思うので、お問い合わせいただけるならお早めに。