方針転換!Webディレクターではなくストックフォトグラファーとして稼ぐことにしました

Essay

今年2023年になってからWebディレクターとして仕事を請けられるようにするという選択をしました。まずはGoogleアナリティクスで数字を読めるようにして、そこから広告制作や運用へ仕事の領域を広げていこうという戦術です。

言い訳ですが、5歳と0歳の子ども2人がいるとたいていどちらか病欠して、その世話に追われてWebディレクターの準備が思うように進んでいませんでした。このままではいつまでたっても仕事を請けられないような気がする毎日です。

今年1年の半分が過ぎた先日、妻に「Webディレクターは激務だからまた精神を病むんじゃないかな」と言われました。身近に働いている人の様子を聞くと、Webディレクターは望む働き方ではないなと思いました。

実のところ以前勤めていた会社はうつで辞めています

そのころの生活は、朝5時には起きる→筋トレ→家事→朝食→子どもの登園準備→保育園へ送る→出社→時短で5時退社→帰宅→夕食→家事→子どもと風呂→寝かしつけ→就寝という流れが多かったです。よくある子育ての生活かもしれませんが、私にはやり切れずうつになりました。
※子どものお迎え、夕食の準備は妻がやってくれました。
※コロナの問題発生後は在宅勤務でした。

辞めた理由はおそらく、

  • 時短勤務のプレッシャーに耐えられなかったこと。
  • 会社員という働き方が向いてなかったこと。
  • 自分のひとり時間を確保しなかったこと。

だと思います。

時短はとにかくプレッシャーがかかります。いつも焦ります。終わりの時間が決まっているのは仕事として当たり前のことですが、実際にやってみると毎日納期に追われている感覚で余裕がなくなっていました。でも残業するのは間違っていると思います。

また会社員には社内評価はつきものですが、私への評価が過大に感じていました。きっと会社員に向いている人はこういうときにこそさらにエンジンがかかるのでしょうが、私は反対にテンションが下がってしまいます

実際にマネジメントやってみない?と誘われていましたし、新人教育はいつの間にか担当者にされていました。私の場合、こういうときに断る言葉を飲み込んでしまうのです。

そして自分ひとりの時間を確保せずに生活を送っていました。時短で焦り、会社員としての展望が見えないまま、頭の中の整理をせずに毎日走り続けていたと思います。2019年のコロナ問題で在宅勤務になったことで、プライベートな領域に仕事が入り込んできたことや社内のコミュニケーションが不足していたことを整理できなかったのも影響しているでしょう。

そうこうして辞めたのに、Webディレクターやったらまたつぶれると思うよ?妻が言っているのはこういうことだと思います。今でも不安症・不眠症が続いているのに。

私の人生で重要なのは、時間・学び・自己肯定・フラットな関係・誠実さです

もしも私がWebディレクターになると時間が追われ、学びがおろそかになり、結果自己肯定感が下がり、仕事の受発注の力学でフラットな関係は望めず、誠実さが失われていく可能性は高いのでしょう。

心機一転、Webディレクターとしてやっていくぞ!と前のめりになっていましたが、強烈な向かい風で進んだ先がよく見えていなかったようです。妻のアドバイスで気づけて良かったと思います。

で、何をやって稼ぐのか?それは、ストックフォトのカメラマンです

去年2022年、退職後にいくつか今までやってないことを試しました。趣味づくりでもあり、稼ぐ糸口探しでもありました。その中でストックフォトは無理なく続けられたし、実際にわずかながら稼げているし、楽しんでやれていました。想像の中では、時間・学び・自己肯定・フラットな関係・誠実さを大切にした生活もできそうです。

あとは売れる写真や動画の傾向をつかむこと、そして何より継続すること

ストックフォトは日々の積み重ねが大事で、枚数が増えるほど稼げるそうです。個人事業主としてやっていくので、いまだ強烈な向かい風ですが、1ミリ先が明るくなった気がします。